二度とないチャンス

騒がしさがなく、揉め事もなく、寂しい。
そんな感情が日に日に強くなります。
そんな時、人の縁とは不思議なものです。

今までがむしゃらに生きていた頃は心の中に「子供が成人するまでは結婚はしない」と決めて家庭に身を投じてきていた私に、求愛してくださる男性が現れたのです。

バツイチでもいい、子供がいてもいい、借金があるなら僕が返す、だから僕と残りの人生、結婚して一緒に過ごしてください、と指輪をいただいたのです。

そんなことがあるのでしょうか。
私は嬉しくて泣きました。
でも、子供たちはなんというだろう?

40も後半の私が子供たちより先に結婚、しかも再婚なんてしていいものだろうか?
私は悩みました。

しかし、子供たちはそんな私の悩みなど吹き飛ばしてくれました。
祝福しかありませんでした。
苗字も快く変更を認めてくれました。

まるでそれが私への親孝行だというかのように。
そうして私は再婚しました。
その後、子供たちも立て続けに結婚をし各自愛する家族を持つ家庭を築きました。

今日で10年目になります。
そろそろ孫の顔が見られることにもなりました。

ここまでなると過去の不幸はどうでもいいことです。
そもそも日本という国は、母子家庭を想定した生活設計を前提としていませんから、不利な状況を嘆いても仕方のない事です。

いかに最短で幸せをつかむかという、人生設計が運を開きます。

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